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タクシー業界用語辞典

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タクシー業界用語辞典

  • あぶれ

    タクシー運転手としての仕事にありつけない、または仕事を逃したときのことです。

    例えば、無線配車によりお客さまの所に向かっている途中で連絡が入り、キャンセルになった。とか、駅で付け待ちしていたが帰社時間になり乗せることができなくなった。という場合のことです。

  • あんこ

    駅やタクシー乗り場などで前後に車があり、出られなくなることをいいます。

    タクシー運転手として営業をしていれば、誰でもこのような状況に出くわすことが有ります。時間の無駄にもなり、イライラしてしまいがちではありますが、こらえて気長にリラックスして待つことが大事です。良い仕事をするためにも、ストレスをためないことは非常に重要です。「たこつぼ」が同義語です。

  • 行灯

    タクシー車両の屋根についている表示灯のことです。お客さんを乗せていない時は点灯していて、乗せると消えるので、お客さんから見て空車かどうかがすぐに分かりやすくなっています。

    必ず行灯を装着する決まりになっています。 非常時には赤く点灯するようになっています。タクシー営業車には必須のアイテムですので、もし不具合などがあったらすぐにでも修理してもらいましょう。

  • 足切り

    タクシー営業における一日のノルマのことです。

    お客さんからいただく金額の合計金額から計算されます。
    合計金額がノルマを超えると歩合給が払われます。

  • アタマ

    朝から夕方までの昼間の一日勤務の体制をいいます。昼日勤のことです。
    サラリーマンみたいな勤務体制です。朝9時出社⇒夕方6時終了のようなパターンになります。

  • 当たり

    高速道路を使用するお客さまを乗せたときなど長距離の仕事のことです。短時間で高額運賃を稼ぐことができて、仕事効率が非常に良いです。
    高速道路を使用するようなさらに効率がずっとよく、短時間で稼げるお客様のときには「大当たり」ともいいます。

  • 明け番

    通常勤務の翌日のことをいいます。タクシー運転手の仕事では通常2日分の労働時間を1回の勤務で消化します。
    2日分の休養をとるために、次の日はお休みになります。

  • 相手番

    相番の相手のことで、自分の次の日に車両に乗る人のことです。タクシードライバーは1台の車両を2人で管理しています。1日の勤務が終了すると点検・洗車をし、もう一人の担当に引き継ぎます。1台の車両を毎回この2人で管理し業務を行います。

  • 青タン

    22時から5時までの深夜割増料金のメーターのことです。2007年12月3日の運賃改定後より、深夜割増率が午後10時から2割増になりました。そして、メーター表示機の「割増」の文字が深夜割増料金になると青くなることから青タンと呼ばれるようになりました。

  • 赤ランプ

    無線配車をする際に、タクシーが足りない状態のことです。配車をする側の人が使う言葉です。
    このような状態のときには、残念ですが配車することができないので同じ無線グループの別会社に配車されることになります。

  • 明け公

    勤務の翌日を明け番といいます。その翌日が公休日であることをさしています。2日連続で休みとなるため、しっかりと体を休めることができますし、趣味にもまとまった時間を使うことができます。
    タクシー運転手のお仕事は、このように休みが多いため休暇を有効活用できるところがとても大きなメリットです。

  • 揚高

    お客さんから頂く金額の合計です。売上高・1日のあがりのことです。
    主に、タクシー乗務員が使う言葉です。同じ意味で使われる別の言葉は上高、あがり、売上高、役務収益、売り上げです。

  • 一日貸切

    運転手付でタクシーを借りることです。基本的には8時間契約になります。
    距離ではなく時間で契約することになるので、観光などにはとても便利です。また、観光名所を回る度にタクシーを止めて手間や時間をかけるよりもはるかに楽で料金も貸切の方が安くなるのでお得といえるでしょう。利用には事前に予約を必要としています。

  • ETC

    (Electronic Toll Collection System :エレクトロニック・トール・コレクション・システム)略称でETCです。 訳すと電子料金収受システムになります。ノンストップ自動料金支払いシステムと呼ばれることもあります。
    高速道路や有料道路を利用する際に料金所で停車して料金を支払うことなく通過できるノンストップ自動料金収受システムです。停車する必要がない為、時間が短縮されます。タクシーにも搭載されているの車両がかなり増えてきています。

    利用には利用登録の他に専用車載器とETCカードが必要となります。高速道路を利用する際には、煩わしく時間の無駄になる料金所の行列に並ぶ必要がなく非常に便利であることは間違いありません。

  • 一発

    長距離のお客さんのことをいいます。単純にこのようなお客さんを拾った時などに使います。
    タクシー営業をしていて、このようなお客さんを拾うことができるのは運による要素がとても大きいです。
    頑張ってどうなるものでもないですが、いつもコツコツと仕事に励むことで拾うことができることもあるでしょう。「当たり」(あたり)が同義語です。

  • 一般実車

    営業用自動車がお客さんを乗せている状態のことをいいます。逆に、お客さんを乗せていない状態のことを「空車」(くうしゃ)といいます。
    同義語で「実車中」(じっしゃちゅう)ともいいます。

  • 入れ食い

    急な大雨や電車などのトラブルなどがあったりしたときに、流しの営業でお客さんを降ろすとすぐにまた次のお客さんを乗せることができるといったようなお客さんが絶えない状態のことです。タクシー営業にはこのような状態はまさにボーナスステージのような恵まれた状態といえるでしょう。しっかりと無駄なく効率よく稼ぐことができます。
    釣りでは、仕掛けを投入する度にアタリがあり、魚が釣れる状態のことをいいます。あくまで連続で釣れている状態で、単に投入したら即食いついたというだけではありません。この釣りの「入れ食い」から由来しています。

  • ウィンドウサイン

    空車か実車中か外から分かるようにするための空車表示器のことです。タクシーを拾うお客様がこれを見て空車と判断します。
    タクシー営業車両にとって非常に重要な機器の一つです。不具合や故障が有りましたら、すぐに会社に対応してもらいましょう。

  • 高速道路や有料道路のことを指します。走行距離を稼ぐことができるので効率の良い営業ができます。
    反対語は「下」になります。これは高速道路以外の普通の一般道路のことになります。業務において実際に「上、乗りますか?」などと使います。

  • 運行管理規定

    タクシー会社は、一定以上の車両を保有する営業所に運行管理者を選任しています。
    運行管理者というのは、道路運送法及び貨物自動車運送事業法に基づいて、事業者用自動車の運転手の乗務割りの作成や指導監督、点呼による疲労・健康状態のチェックなどをする人のことです。
    一定以上の車両を保有する営業所ごとに、一定数以上を選任しなければならないことになっています。乗務員の方が働きやすい環境を作りを徹底しつつも、経営者の意見に添えなければならない大変重要な職種です。

  • 運賃ブロック

    同じ運賃が適用される地域のことです。
    運賃は県や地域により計算方法や単価が違います。運賃査定作業の効率化のため統合されました。現在は90程度に定められています。

    【参照】 <a href="https://www.mlit.go.jp/common/001108272.pdf" target="_blank">【国土交通省】タクシーの運賃制度について</a>

  • 営業キロ収益

    営業キロ収益=タクシー走行キロ=実車キロ+空車キロ の数式で算出されます。
    実車とはお客様を乗せている状態のことです。総売上÷実車キロ=営業キロ収益一キロ当たりの収益を表す数値となります。
    運賃が高ければこの数値は上がり、深夜は割り増しが働くためさらにその分高くなります。そのほか信号や混雑でスピードが10km以下になると、時間でメーターが働くのでキロ当たり数値は基準値よりも高くなります。

  • 営業区域

    タクシーが営業を許可されている区域のことです。法律により営業できる区域は指定されています。
    区域内から区域外へまたは、区域外から区域内へのタクシー営業は許可されています。どこからどこまでが該当区域であるのか、しっかりと確認してしっかりと決められた中でで営業できるようにしましょう。

  • 駅出し

    駅前専門の営業方法のことで駅前乗り場でお客さんを待ち、駅から目的地まで乗せてまた駅に帰ってお客さんを待つ、タクシーの営業方法のことです。
    駅からタクシーに乗るお客さんは、一般的にはあまり長距離を乗ってくれないので何回も繰り返しても大きな営収に繋がらないことが多いようです。やはり、流しでお客さんを拾うほうが効率は良いようです。反対は「流し」(ながし)になります。

  • 駅付け

    駅にあるタクシー乗り場や駅の近くでお客さんを待つ営業方法のことです。駅付けのみをひたすら行う営業方法を駅待ちといいます。
    終電が到着した時刻などの時間帯によっては効率の良い営業方法にもなりますが、やはり、タクシーの営業の基本は流しでしょう。休憩がてらに休みながら駅付けをするのはよいかもしれません。

  • エントツ

    お客さんを乗せているのにメーターを操作せず、料金を売り上げにせず、ドライバーが着服する不正行為のことです。
    昔のメーター器は空車表示が旗のように上に立っていて横に倒すと作動を開始する。操作していないときは旗が立ったままなのでエントツといいます。
    見つかれば窃盗罪になります。これまで給料を払ってくれた恩義のある会社を裏切ることにもなります。このような行為はタクシー乗務員として決して行ってはなりません。

  • AVM無線配車

    A=Automatic V=Vehicle M=Monitoring Systemの略です。無線配車時に車両の状態を把握して自動的に選択配車するためのシステムです。
    運行管理室で、車両の動向(位置や状態)を把握して有効な配車手配を行っています。これにより全車両の一括管理ができるようになりました。具体的には、移動する車輌の動態(車輌ID、位置、実空車、迎車、待機設定、休憩、食事、緊急、etc)をモニターすることができるシステムです。

  • 大手・大手四社

    次のタクシー会社のことです。大=大和、日本=日本交通、帝=帝都自動車、国=KM国際自動車のことであり、4社とも東京特別区のタクシー会社の大手です。
    上記のように頭文字をとって大日本帝国とも呼ばれています。この4つの大手会社はお互いに協力しあっています。タクシー業界においても大手企業は力のある存在です。

  • お座敷

    運行管理者や役員がドライバーを呼んで注意をすることをいいます。
    もともとは、花柳界で芸者を呼ぶときに使う言葉です。お座敷をかけられないようにきちんと留意して日ごろの業務に取り組みたいです。

  • おたまじゃくし

    1メータのみの料金のことをいいます。料金改正2007年12月前の1メーターの料金に多い660円の数字6がおたまじゃくしに似ていることからこのようにいわれています。
    もちろん、今では740円のワンメータの初乗り運賃のときなどにおたまじゃくしといいます。

  • お茶

    無線配車されてお客さんを迎えに行ってみたものの、キャンセルされたり現地にお客さんがいないことです。
    お茶を飲むぐらい暇だという意味からこのように使われています。

  • お化け

    長距離乗車のお客様のことです。あまり考えられない場所や時間帯に極端な長距離のお客さんを乗せたときに使います。
    とても運が良く、当たりのお客様なので、面と向かって言うことはありえません。

  • 回送

    お客さんを乗せられない状態(給油、食事、休憩、帰庫など)のときことをいいます。
    このようなときは、回送板を外から見やすい位置に表示して、お客さんに載せられないという意思表示をしなければいけないことになっています。

  • かす

    ワンメーターの乗車客や短距離の仕事のときに使います。「はずれ」ともいいます。逆は「当たり」です。
    お客様に対しては絶対に「かす」などとは言ってはいけません。ドライバー乗務員だけでなく会社の信用に関わります。

  • 片送り

    無線配車や予約などのお客様で基本的には長距離であるにもかかわらず、片道だけの送りの場合などに使われます。
    本来、送りの後に帰りのも乗車してもらえると非常に効率が良いのですが、送りだけの乗車「片送り」になってしまった場合には、帰りは高速を走らずに、下でお客様を探すほうが効率がよいといえるでしょう。

  • 稼働率

    タクシー1台に対して、何人の人がいるかで計算することで出される数値です。実働率ともいいます。
    例えば、このような計算になります。

    例:従業員数350名 所有台数100台で約100%稼働のとき、1台に対して3.5人だと約100%となります。

  • カマす

    同業者を追い抜き、割り込んでその前に入り、意図的にお客さんを奪ってしまうことをいいます。
    本来優先的にお客様を乗せることのできる歩道側にいるタクシーを追い抜かしてしまうためにわざと割り込む行為です。当然ですが、良識を疑われるマナー違反の行為です。

  • 紙屑

    タクシーチケットでお客さんを乗せ、長距離や高額を期待できるチャンス額であるものの小額の利用でしかなかった、というときに使います。
    チケット=紙、と屑=短距離のお客さま、とを掛け合わせた言葉です。

  • 完全規制緩和

    2002年の道路運送法改正の施行により、台数調整が廃止されて新規参入と増車が自由化されたことのことです。
    そして、タクシー営業は許可制度になったため、条件が整えば誰でもタクシー営業ができるようになりました。

  • 感度不良

    検問やスピード違反の取り締まりを行っている、ということです。輸送情報以外の伝達であり、電波法で禁止されているためにこのような隠語が使われています。
    連絡が入って、その付近を走っていたらスピードを落として、取り締まりに引っかからないようにしましょう。

  • 基本メータ

    初乗り運賃のことです。現在、東京では730円ですが地域により異なります。
    また、この料金は公共料金と同じ扱いとのことで国土交通省により定められています。

  • キャッチ

    流しで走らせ、空車のタクシーがお客さんを捕まえることです。
    「お客さんを○○でキャッチしました。」のように乗務員が使います。

  • 距離制運賃

    行距離をもとに計算して出された運賃のことです。タクシー運賃の種類には、距離制運賃と時間制運賃と定額運賃に大別されています。
    一般的なタクシー営業の場合には、距離制運賃と時間性運賃の合算により運賃が決まっています。

  • クラスエー

    東京タクシーセンターで決定している東京の法人タクシー事業者を対象に「法令遵守」・「接客サービス」・「安全」のそれぞれに関する情報を集め、評価基準を設定・数値化したランク付けのことです。
    別な言い方では「タクシーランク」といい、AA・A・B・Cの4段階にランク付けしています。その中でも、AA・Aのランク付けされた業者は優秀なタクシー事業者として公表されています。

  • ゲタわれ

    「ゲタ」は1ヶ月のタクシー乗務員にとって営業のノルマのことで、「ゲタわれ」とは1ヶ月の最低ノルマをクリアできないことです。
    この場合、多くは基本給に影響が出ます。タクシー営業での給料は、当然ですが1ヶ月の売上げ額によって決まります。

  • ケツ

    ケツとは、夜の勤務の時間帯のことです。「後ろ」という意味です。タクシー乗務員の仕事はやはり、夜勤が稼ぎどきです。
    「ケツ」は下品な言葉ではなく、多くは稼ぎどきである夜勤を指しているので、良い意味で使われています。「よし!ケツだ!ガンバロー!」のように前向きに気合を入れるときなどに使うようにしてください。

  • ケツわれ

    ケツわれとは、運転手の体調不良などにより、所定の帰庫時間より前に営業所に戻ってくることです。
    ケツというのは、「後ろの方」という意味です。「○○さんがケツわっちゃったか~、まぁ、しゃーねーなーー。」のように使われます。

  • けっちん

    無線配車が入った後にお客さんの都合によりキャンセルされることです。もちろん、その分の入るはずだった売上げは入ってきません。

  • 蹴飛ばし

    運転手が、乗客に対して乗車拒否をすることです。お客様が手を乗車のため上げているのが分かっていながら、スルーしてしまうことも含まれます。
    当然のことですが、お客様に対して非常に失礼な行為であり、乗務員としては、決してやってはいけないことです。

  • 交差

    営業中のタクシー営業車の事故のことをこのように呼びます。無線センターや会社に連絡を入れるときに使う言葉です。

  • 交通労連

    全国交通運輸労働組合総連合の略称です。交通運輸業界で働く労働者が結集して1964年11月に「全交運同盟」と「全交労」が組織統合し結成しました。
    働く仲間の職場や労働条件の改善・向上に取り組むとともに、交通運輸産業の発展に向けての提言を主な活動としています。
    そして、タクシーだけでなく、トラック運送・生コン・乗合バス・貸切バス・ハイヤータクシー・自動車学校・ホテル・自動車整備・ルートセールスなどの運輸関連事業のほか、公共交通、道路・車に関係する業種を中心とした企業内の労働組合が加盟しています。

  • 構内権

    構内で営業する権利のことです。各駅の構内で営業するには使用権や電鉄会社による営業許可が必要になっています。
    駅の大きさや規模によって、会社が駅に権利金を支払うことで許可をもらっています。一般的には、駅が会社を指定し営業権利金をとり営業許可を与えています。それにより、もちろん構内に入れないタクシー会社が出てきます。

  • 個人タクシー

    会社に雇われずに自分が社長(事業主)となりタクシー業を開業することで、運転手として自分で車を所有して営業することです。
    10年間の乗務員経験、5年間交通違反の処分を受けていないこと、3年間無事故無違反等厳しい資格審査をクリアしないといけません。そして、さらに事業主としての法令知識についての学科試験にも合格する必要があります。

  • GPS

    グローバル(Global)・ポジショニング(Positioning)・システム(System)「全地球測位システム」の略です。米国によって運用されている衛星測位システムです。
    精度については諸事情により予告なく変更されることがあるようです。GPSを使えば、広範囲で正確な車の位置を確認することができるため、無線配車で車両の現在の位置を取得するのに用いています。

  • GPS-AVM

    GPSを利用した無線配車システムのことです。GPSによってタクシー車両の現在の位置を把握することでより簡単に正確にお客さんに一番近くにいるタクシーを配車することができます。

  • 爾後

    初乗り料金以降に加算される料金のことです。日本のタクシー料金計算は、現在の東京においては2007年12月3日より料金改定によって初乗りは2Kmで710円、加算料金は288メートル毎に90円となっています。
    爾後はやや古い表現で、現在では、加算ということがほとんどです。

  • 下っ走り

    長距離利用の場合など、高速道路などを一切使わずに一般道路を走ることです。地べたともいいます。高速道路を走るよりは効率が落ちます。
    明らかに高速道路を使うほうがよいという場合には、お客様にきちんと説明して了承してもらうことが大事です。

  • 実働率

    稼働率ともいいます。実働車数÷在籍車両数で算出される数値です。
    タクシー会社は営業車両をたくさん所有しているだけでは売上げにはならず、稼動しなければ何もなりません。

  • 実車率

    タクシーの輸送効率の指標で、実車キロ÷走行キロで算出される数値です。
    走行キロは、実車キロと空車キロとの合算です。需給バランスを示す数値であり、50%未満は効率が良くないということになります。

  • 深夜割増・深夜料金

    タクシーの料金の一部で夜10時以降に割り増しになる料金のことです。
    2007年12月に運賃改定されました。初乗りにも加算距離にも加算されます。タクシーのメーターには『割増』と青い文字で表示されます。

  • 車庫標記

    車体に書かれた地名・所属車庫・営業所在地のことです。
    大都市の場合は、各運輸局長が指定した地名または市区町村名を車体に明記しなければならないと決められています。

  • 車体標記

    タクシーの車体に書かれた初乗り料金・会社名・配車組合のことです。 
    東京や大阪といった大都市の場合には、初乗り料金・会社名・配車組合・車両識別記号・名称・車種所属車庫・営業所在地などを表示しなければならないということになっています。
    指定都市以外の場合は、会社名と車種と初乗り運賃の記載があればいいということになっています。

  • 車内事故

    実車中に急ハンドルや急ブレーキなどで、お客さんが車内に体をぶつけてしまうことです。
    乗務員としての仕事とは、乗車してくれたお客様を安全に目的地まで運んであげることです。

  • 社番

    会社内における車体の識別記号や番号のことです。運転手がその日乗っていた車両を把握するためのもので社内番号の略です。
    ほとんどの会社では、無線番号と同様の場合が多いです。

  • 車両管理請負業務

    企業が保有する車両の管理(運転手の派遣、車両修理、保守、事故処理、自動車保険業務等)の業務を一括で請け負う契約のことです。
    一般的には、企業が社長や役員など重役の送迎をハイヤーで行うと経理上では、その代金が役員収入か接待交際費になってしまいます。

  • 乗回

    お客さんの乗車した回数のことです。メーター器の指数の一つです。
    基本的には、営業回数として扱う数値なので多いほうが良いでしょう。

  • 障割

    全国共通でタクシー利用の身体障害者割引のことです。障害者手帳を提示すると10%割引されます。
    現在、ほとんどすべてのタクシー会社で適用しています。割引分は会社が負担しています。

  • 白黒待機

    検問や警察の取締りのことです。感度不良や工事中ともいいます。無線で仲間に知らせるための隠語です。

  • スイッチ

    タクシーの車両にある防犯灯のことです。緊急事態のときに使用します。
    タクシー乗務をしていると、ごくまれにトラブルに巻き込まれることもあります。そのようなときにはすぐに車を停めてスイッチを押すようにしましょう。
    緊急事態であるとほかの車などに知らせることで、警察に通報してもらえたり助けを呼ぶことにつながります。

  • ス―パーサイン

    車や実車を表示しているタクシーの前面にある表示板のことです。車の中から見ると運転者証の掲示板になっています。
    タクシーに乗ろうとしているお客様は、この表示板を見て満車か空車なのかを判断しています。

  • 側乗

    新人乗務員と指導運転者の二人が乗務し運転指導を行うことをいいます。研修の最終段階です。

  • 大事な忘れ物

    事件に関係した連絡のことです。隠語です。

    事件に関わってしまった場合や目撃した場合などは当然ですが、すぐに最寄りの警察署に届けてください。タクシーは公共の乗り物ですから、そのような社会的な責任をきちんと果たす必要があります。

  • タクシーチケット

    乗車の際に料金の支払いができる乗車券のことです。タクシー会社との法人契約によって発行されています。
    頻繁に利用する会社が精算の手間を省くことができます。

  • タクシーメーター

    車両についている乗車料金を計算するために必要なメーターのことです。

    いろいろな機能のボタンがあり、お客さんを乗せたらまず幼くてはならないのが実車のボタンです。

    その他には空車、迎車、高速、支払、割増などがあります。

  • タコグラフ

    運行記録計のことで、ドライバーの営業を管理するものです。
    時間・速度・距離が記録される円盤状の用紙です。これによって乗務員の営業状態、行動を把握しています。一部地域では装着が義務化されています。

  • たこつぼ

    駅の乗り場で順番を待っていたが、順番待ちをやめて出ようとするが出られないタクシー乗り場のことです。新大阪駅や大阪駅などがあります。
    たこつぼの状況になってしまうと、もどかしく時間ももったいないため効率も悪くなり、いいことがありません。トイレに行きたくなったりもしたらそれこそ大変なことです。

  • タリフ

    運賃や運賃表のことです。お客様によっては料金がどうなっているのか、メーターを見るだけではなく確認したいという方もいます。
    だいたいは、遠方の目的地を告げられたときに、料金はどれくらいなのかと聞いてくる方がほとんです。

  • 小さな落し物

    事件などが起きた時、犯人が落とした凶器のことです。
    このように業務中に事件に遭遇したら、必ず会社に報告して指示を仰ぎ警察に通報するようにしましょう。

  • チェアキャブ

    自宅から病院、病院から病院を専門に送迎しているワゴンタイプのタクシーをこう呼びます。
    ストレッチャーごと乗せることができます。消防局の許可が必要になります。

  • チャンガラ

    会社にあるタクシー車両で一番古い車や、使えない車のことです。
    自動車はそもそも耐久物で、年月が経てば当然ボロくもなってしまいます。

  • 提灯

    個人タクシー組合の日個連の車両のことです。
    天井の行灯の形が提灯に似ていることから、このように呼ばれています。

  • 提灯殺し

    非常に低いガードなどのことです。ガードが低い場所を無理に通ろうとすると、提灯が壊れてしまうことからこのように呼ばれます。
    タクシーの営業車両にとって提灯は会社の看板でもあり営業することにおいてなくてはならないものです。

  • つけ

    乗車料金を貸にして後日に支払うことです。一般的ではありませんが、地方都市や個人タクシーで何度も利用してお得意様になっている場合にはあるようです。
    東京のタクシー会社で働く場合にはまず、ないことと思っておいても良いでしょう。
    実際に業務でつけにしてと一見さんのお客様に言われたとしても、当然断ることが大事です。

  • 突っ込み

    給料のノルマまで金額が足りない場合に乗務員が自腹をきって売り上げに入れてしまうことです。
    あまりいいことではありませんが、歩合率をよくするために仕方なく行うこともあるようです。

  • 定時制乗務員

    乗務員の雇用形態でアルバイト・パートのような勤務になります。正社員と異なる勤務体系です。
    勤務日数は通常の乗務員の2/3以下の契約で仕事をすることになります。賃金は通常の乗務員と同じ水準になっています。年次有給休暇もあり、労災保険も適用になります。年金受給者の方に多い雇用形態です。

  • 天麩羅

    タクシーには一回に4人まで乗車できますが、何人かがいっぺんに乗って千円以内の場所に皆が降りてしまうことです。一回の乗車で何人かが乗車すると同じ場所でみんなが降りることと皆で違う場所に下りることがあります。
    みんなが同じ場所で降りる場合には近い距離の場合が多いです。

  • 電話線工事中

    検問や警察の取締りのことです。感度不良や工事中と同じです。
    無線では運送にかかわること以外の連絡に使ってはならないため、仕事仲間などに取締りのことを知らせる隠語です。ときどき変更することもあります。

  • でんでん虫

    東京都個人タクシー協同組合(東個協)の車両のことです。日本で最大の個人タクシーの組織です。
    車両の天井に社名が書いてある表示灯(行灯)がありますが、その形がカタツムリに似ていることからこのように呼ばれています。

  • ドアポン

    お客さんの乗降時など、車両のドアを開けた時に自転車やバイクなどが来て、ドアにぶつかってしまうことをいいます。

  • 統計

    乗務員の一日の営業の輸送統計のことです。
    輸送したお客様の男女や人数、休憩時間や走行距離とは発信地から目的地など日報で記入して提出した内容を統計にしています。

  • 同時実車

    流し営業でお客さんが乗ったのと同時に無線配車が入ることです。
    この場合には流しのお客様を優先するため、乗務員は先に無線局に同時実車の報告してそれからお客様の目的地まで向かいます。

  • とぐろ巻く

    駅構内や病院などのタクシー乗り場に入りたいが入りきれずに、順番待ちをして停車している状態のことです。

  • トップ

    タクシー乗り場などの待機場所で、車両が一番先頭に居ることです。端番ともいいます。同じ意味の用語です。

  • 飛ぶ

    長距離利用のお客さんを運んで行くことです。反対語は「はずれ」です。

  • 土曜並み

    暴走族を指す隠語です。土曜日に多いというイメージがあることから、このよういいわれています。

  • 流し

    タクシーの営業方法のひとつで、タクシーを走らせながら呼び止めて乗車するお客さんを探すことをいいます。
    駅や車庫待ちの営業もありますが、タクシーを走らせながら営業することは非常に効率が良い営業方法です。
    流しの他に付け待ちと無線配車がありますが、真剣にこの仕事で高収入を稼ぎたいのであれば、積極的に流しでお客様を拾うことが大事です。

  • 中抜き

    中抜きとは、駅などでのタクシー乗り場にて、自分の車両が先頭ではないけれどもお客さんを乗せることをいいます。
    通常は先頭の車両から順番に乗ることになっていますが、タクシー会社指定のタクシーチケットを持っているお客さんがいる場合に、このようなことがあります。

  • 流れない

    タクシー乗り場で付け待ちをしている際にお客さんが少なく、行列の動きが悪くてなかなか自分の順番が来ない状態のことをいいます。
    このようなときは、ついイライラしてしまいがちですが、気分を保ってお客さんを載せるまで待つようにしましょう。

  • ニシャサン

    営業車両2台を3人の乗務員で管理・営業することをいいます。
    通常は1台の営業車両を2人で管理しているため、乗車効率はあがります。

  • 日車

    実際に稼動したタクシー車両の一日あたりの平均値のことで、項目は売上・走行キロ・人数・実車キロです。

  • 日報

    日報とは、タクシー乗務員の一日の営業の報告書である運転日報のことです。タクシー乗務員は一日の営業報告書を書くことが法律で義務付けられています。
    男女別乗車人数、乗車時間、乗車場所、降車場所、休憩時間、休憩場所などを記録しています。

  • 入社祝い金

    入社された会社または、紹介会社がお支払いするお祝い金のことです。

    金額や支払い方などは会社や紹介会社によって異なります。そして、利用の用途についても特段の定めがないため自由にお使いいただけます。

  • ネギ

    お客さんからの苦情やクレームのことをいいます。京都生産の九条ネギにかけてこのように呼ばれています。

  • 配TEL

    お客さんからの要望で、迎えに来てくれるタクシーが到着したときや、あと何分くらいで到着する予定かを電話で教えてくれるサービスです。
    お迎え先に到着した際に連絡が欲しいときにも使っていただいています。

  • はずれ

    はずれとは、タクシー料金のワンメーターのことで、期待はずれな短距離の仕事である、ということからこのように呼ばれます。

  • 発地

    お客さんを乗せた場所のことです。出発地、発進地ともいいます。反対語は到着地のとこで、着地といいます。
    主に社内で使う業界用語であって、お客様に対しては使うことはありません。

  • 端番

    タクシー乗り場などで一番先頭の車両になることです。韓国語に起源があり、ハナは数字の1という意味です。
    大きいターミナル駅などの乗り場では、結構な数が並ぶこともあります。

  • パンダさん

    交通取締などが行われていることを無線で知らせるときに使用します。交通取締について無線で知らせることは本来は違法であるため、やってはいけないことです。
    無線で知らせていいのは営業についてのやりとりのみと決まっているからです。そのため、このような隠語を使っています。

  • VICS

    Vehicle Information & Communication Systemの略で、カーナビなどに利用される道路交通情報通信システムのことです。
    警察や道路公団から取得した一般道路の情報や高速道路の情報がVICSセンターに送られ、FM多重放送や電波ビーコンや光ビーコンに発信します。
    タクシーにはその情報がカーナビに受信され、表示されます。その他にも速度規制・交通規制・チェーン規制・駐車場情報・地震・津波なども入ります。

  • ぶっこみ

    お客を乗せていない空車時に乗車メーターを回して走ることで乗車料金は自腹としてタクシー会社に売上げを上乗せして報告することです。
    タクシー会社の多くが売り上げの額に対し、一定の割合で給与として支払っています。
    規定のラインに達しないと給与のカットがありうる為にこのような手法がとられることがあります。いわゆる足切りというものです。本当はあまりよい方法とはいえませんがタクシー運転手のノルマ達成のための手段の一つとして使われています。

  • へたる

    流し営業ではなく、タクシー乗場などでお客さんを拾うために待つことです。これは、「付け待ち」ともいいます。
    病院や駅などにタクシー乗り場が用意されていることが多いようです。このようなところでお客様を待っていても、それほど拾うことなどはできません。

  • 本工事

    本当の工事のために渋滞している、ということを無線で知らせるときに使います。
    ちなみに「工事中」「マル酔工事」は警察の取り締まりを指します。非常に紛らわしいのですが、全く意味が違ってきますのできちんと使い分けるようにしてください。

  • ポンポコ

    「食事に行きます。」という意味の隠語です。お客さんや取引先業者の人などに「食事に行きます。」といった言葉はあまり聞かせたくないものです。
    他の業界でも同じように隠語にしていることが多いようです。業務中に「どこへ行くのですか?」と聞かれることがあったら、食事の場合には「ポンポコだよ。」と答えるようにしてください。

  • 本務

    基本的に営業車両を乗務している人のことをいい、本務の人が公休日のときには代務と呼ばれる人がその営業車両に乗ります。
    体調の悪いときやどうしても都合が悪くなってしまったときには、遠慮せずに代務の人か会社に報告し、本務を代わってもらうようにしてください。

  • マイク外し

    営業違反やセンター違反など禁止行為を行った乗務員のペナルティーとして、無線配車を受けられないように無線受信の権利を外すことです。
    無線による配車を受けることができなくなってしまえば、お客様を拾う機会が減り乗務員にとっては大きな痛手となります。

  • 待ちメーター

    待ちメーターとは、無線配車でお客さんの指定場所に着いた後、お客さんが来るまでの時間料金のメーターのことです。
    通常、指定場所に着いてから待ちのボタンを押して5分後から作動します。

  • マンコロ

    一回の売り上げが1万円を超える遠距離のお客さんのことです。なかなか、今のご時世では1万円を超えるお客様はそうそういません。
    しかし、流しで拾っているとたまにこのようなお客様を拾うことができたりします。この仕事はこういったお客様に利用いただくことで大きな収入となります。

  • 未収

    運賃の支払い方法のひとつで、現金支払い以外のクーポンやタクシーチケットなどのことをいいます。ちなみに、現金支払のことは現収といいます。
    未収となり回収不能となると、せっかく頑張って乗務した時間と労力が水の泡になります。

  • 水揚げ

    もともとは漁に出たときの漁獲高のことです。この業界では、タクシー営業による1日の売上や月間の売上のことを指しています。

  • 水溜り

    スピード違反の取締りのことです。タクシーの無線用語です。無線では業務についてのこと以外の交信が禁止されているため、このように隠語を使っています。
    本来、このようにスピード違反の取り締まりのことを無線で伝達するのは好ましいことではないのですが、タクシーの仕事には会社に属する他のドライバーとの協力が欠かせません。

  • 未無

    GPS無線を誤って無線情報を確認せずにエンジンを切ってしまい、指示内容が分からないまま取り消しになってしまうことです。

  • 無線協同組合

    事業者の個人や法人会社が集まり、お客さんからの予約など、グループで無線配車を行う組織です。お客さんからの依頼があると、所属会社の中で一番近い車両を向かわせることができます。
    その他にもグループで共通のタクシーチケットやクーポンの販売も行っています。

  • 無線配車

    無線センターに電話などでお客さんからの注文が入り、お客様をお迎えに出庫中のタクシーを向かわせることです。
    AVM方式やGPS方式などによって配車先に最も近い空車を探します。今後はスマホの普及により、インターネットを利用した配車も多くなりそうです。会社によっては、回送料金をいただいています。

  • メーター不倒

    タクシーでは、法律でメーターの設置が義務付けられています。
    営業車両内に有るスイッチを操作することで、自動的に運賃の計算が始まり、運賃が表示されるようになっています。支払ボタンまたはスイッチを操作するまで動作し続け、空車ボタンまたはスイッチを操作することで、運賃表示がリセットされます。
    また、営業キロ・実車キロ・初乗回数・その後回数(加算料金が加算された回数)などもカウントされており、タクシー乗務員が運賃を着服できないようになっています。

    メーター不倒とは、お客さんを乗せたのに実車の設置してあるタクシーメーターを使わずに営業を行うことです。通常の営業では、タクシー乗務員はお客様を乗せたときには実車ボタンを押さないといけません。

  • 目隠し

    車両のスーパーサインや広告を隠すことです。お葬式や葬儀等の供車などに行く際にはスーパーサインを隠して、広告を外した状態でタクシーを向かわせたりします。
    目的地まで向かう途中にお客さんに呼び止められることがないようにするためです。

  • メリット

    営業中の乗務員の緊急事態や事故など、ひとりで解決できないトラブルのときに使う隠語です。他の車両やセンターに助けを求めるときなどに使います。

  • 夜警

    夜間専門でタクシー会社の事務をする人のことです。タクシー会社は24時間営業しているので、夜間でも事務作業を行う人が必要です。
    タクシー会社は、乗務員だけでなくこのように裏方として頑張っている人にも支えられています。日ごろから裏方の人にも感謝しましょう。社内では挨拶を忘れずにするようにしてください。

  • 四点

    タクシー車両にある前後4つのハザードのことです。車両の4箇所が点滅するのでこのように呼ばれます。普段、それほどよく使われるような言葉ではありませんが業界用語ですので覚えておきましょう。乗務員同士や会社内で使われることが有ります。

  • ろく

    ろくとは、タクシー乗務員のことです。関西地域では、チップのことをさしている場合もあります。
    気前のいい(気分のいい)お客さんが料金を上乗せして余分に払ってくれることもあるので、貯めれば結構な額になるでしょう。

  • ワンメータ

    タクシーにお客様を載せた際に最初から表示されている料金です。初乗り料金ともいいます。
    会社により異なりますが、おおよそ600円から700円くらいに設定されています。そして、大体2km(または10分くらい)走るとメーターが上がります。近距離のお客様を載せた場合には、ワンメータの利用になることもあります。

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